秋の花粉にご注意ください!
11月に入り秋の花粉による鼻水や目のかゆみ、肌荒れで受診される方が増えている印象です。
花粉症がある方は早めの対策が必要ですが、マスクを使用しても症状が治まらない方や、
市販薬の抗アレルギー薬を服用しても、なかなか鼻炎や目のかゆみなどの症状が治まらない方は当院にご相談ください。
当院では、アレルギー治療に力を入れており 医療的な側面からの治療や予防を提案しております。
当院でご案内している注射による花粉症治療について
①花粉症予防注射(自費診療)
当院でご案内している花粉症予防注射は
膠原病やリウマチ、ぜんそくなどの治療に対して使用されている副腎皮質ホルモンを、腕または臀部の筋肉に注射を行う治療法です。
一度注射を行うと、効果は約2~3ヵ月程度、花粉症の症状を強力に抑制することが期待できます。
使用する薬剤は医薬品医療機器法承認の国内正規医薬品ですが、筋肉注射にて使用する場合には、花粉症(アレルギー性鼻炎)への保険適用がありませんので、自由診療にて実施します。
花粉症予防注射費用 5,500円 (税込価格 診察料や注射手技料のすべてを含む)
②ヒスタグロビンを用いた減感作療法による注射(保険診療)
減感作療法とは、アレルギーの発生に関連する物質(アレルゲン)を体内に投与することで、アレルギー反応に身体を慣れさせ、症状を緩和していく治療法です。
抗ヒスタミン薬の服用による一時的に症状を抑える対症療法とは異なり、アレルギー体質の改善を促す根本的治療として有効とされています。
当院で行っている減感作療法は、ヒスタグロビンという注射薬を用います。アレルギー体質の改善を促す根本的治療のひとつとして考えられています。ヒスタグロビンは、週に1~2回の皮下注射による投与を計6回、約1カ月前後の期間にて治療が終了します。アレルゲン自体を体内に投与するアレルゲン免疫療法と比較して、アナフィラキシーを含む副作用の発生頻度が少ないです。効果を持続させるために、治療終了後、3~4か月に1回の追加投与が推奨されていますが、必須ではありません。
ヒスタグロビンによる減感作療法は、健康保険の適用となります。